● 真空熱処理
大型2トン炉での固溶化熱処理、真空焼入、大型部品、2トンまでの重量物(冶具込み)大量部品から少ロットまで対応しております。
ハイス鋼、ダイス鋼、炭素鋼などの油冷鋼、チタン各種、インコネルなどの高Ni鋼、Cuなどの非鉄金属など、各種多彩な金属などの真空熱処理を取り扱っております。(固溶化、真空焼入、真空油焼入、焼鈍各種、焼ならしなど)
● 真空ロー付け
真空ロー付けと言っても様々ありますが、(株)ヤナギダでは真空Niロー付け、Agロー付け、Tiロー付け、Cuロー付けに対応しております。また、二重構造の内部を真空状態に保ったまま封止ロー付けをする、真空封止Ni、Ag、Tiロー付けに特化しております。真空断熱、真空防音などのことに使われます。
● 新技術
通常チタン材より真空熱処理だけでこの表面に変化させている技術です。
光の乱反射により色々な角度から違う色彩が生まれ出します。
また、もう一工程処理を加えますと、「ピンク」「緑」「青」「黄」「シルバー」などが結晶ごと違った色に変化をして、見る人を感動させることは間違いないです。
チタンβ結晶処理 "Sβn" スーパーベータナチュラル
純チタン材ですので、SUS、鉄などと違い、錆びないというところから、建材の外壁、内壁、ショールーム、美術館等の資材として多様化しております。
ナチュラルな表面は乱反射いたしますので、多方面での応用化に期待されております。
そして、様々な大きさの結晶(結晶粒のつぶの大きさ)で製作可能です。
また、加工されたチタンにも『Sβn(スーパーベータナチュラル)』処理が可能ですので、建材を含め、音響関係、高級厨房器、デザインパイプなどにも応用ができます。
しかも、指紋が付かない為、油脂類をはじく特性を持ち合わせておりますので、素手でベタベタ触られても大丈夫です。
Sβn(スーパーベータナチュラル)にご興味のおありの方々で
ぜひ、『ヤナギダ』までご一報をお願いします
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TEL:0256-92-6868
マルテンサイト系ステンレス SUS420J2の靭性向上焼入
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【実例】
SUS420J2
HPC 48
+1.0~2.0 曲げ角度90度以上
通常、刃物など薄板のSUS420J2はベンダーなどで曲げてから焼入をしますが、その時起こるのが焼入後の形状変化、角度の変化です。ヤナギダでは、焼入後にベンダーで曲げても割れないクラック等が入らないnsp処理を行っております。
これだけの靭性向上ができれば医療分野など多方面での応用が期待されます。
● 治具
ヤナギダでは専用冶具、既存冶具を駆使して焼入歪みを最小限におさえる焼入を行っております。
【実例】
SKH-59種(ハイス鋼):HRC67以上
サイズ:30×40×400
焼入後の歪量:0.02~0.15程度
SUS402J2(マルテンサイト系ステンレス):HRC52以上
サイズ:1.5×150×150(刃物類)
焼入後の歪量:0.02~0.05程度